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200405

トラツグミの鳴き声を聞いたかもしれない「画家は、濃度の高い有機顔料の、極度に細かい粒子を/指で掬いとり、紙にこすりつけ、練りつけて描く。」この詩「触れると、見える」にトラツグミは登場しないがリー・リーと鳴くトラツグミの朝の声を聞きました(『岡田隆彦詩集成』響文社)。トラツグミを私は描く絵。アメーバはこの詩に出てくる「勝手に伸びる指が触れるあたりに、/なぜ

 

か生命あるものの気配は漂う。」宇宙生物の体はいろいろな部分が伸びる伸びる「こすった跡が、さまざまに集まり、絡まりあって、/思いがけず、有機的な形状となる。」トラツグミは宇宙から来たUFO、UFOの中の美しいミミズを食べる「画家が指で触れてゆくと、/そこに彼が巧みに何かを描き出したというより、/何か生きた形状が/おのずから現われてくる。オオ!」太い曲線を描く。

 

細かく正確に描いていく。言葉を使って描く。何度も繰り返す(『岡田隆彦詩集成』響文社)。「触れたいという、抑えがたき我が欲情は、/アメーバの渡津海。」アメーバは宇宙から来ました、アメーバは宇宙から来ました、「、」とか「。」とかの使い方もアメーバを発生させる。アメーバを描く、アメーバを出現させるトラツグミを描く「入り日さすころ、」「豊旗雲となれ。」トラツグミが、

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200322

ツグミをはっきりと見ることができた斜面であった。道路があり、斜面があった。斜面は、緑色で、あった……いにしえの翻訳のボードレールを読んでいた。斜面があり、木が並んでいた。村上菊一郎訳『全訳 悪の華』(角川文庫)で、あった……ツグミは古書の色であるかなり以前に古書店で買ったのだ。ツグミはヒヨドリのように大きい、ハトよりは小さい「梟」の詩があって、ふくろう「黒き

 

水松(いちい)の枝蔭に/並んでとまる」ピアノのように並んでいた。動物園で見たふくろうは顔であった「赤眼光らせ想いに耽(ふけ)る」。目を開けている小さなミミズクがいて、その目は赤と黒でいつまでもこちらを見つめて動かなかった。動物園で見たそのミミズクはとても動かなかった、私をずっと見ているようで、その日からミミズクの絵を描き続けた「傾く日脚(ひあし)押しのけて/

 

あたりに暮色の迫りくる/愁いの時刻来(きた)るまで/彼らはじっと身動(みじろ)ぎもせじ。」夜には昆虫を追いかけてネズミを追いかけて森を飛ぶだろうと想像する――想像するが、しかし、夜のミミズクを発見することがとても難しいヨタカの、ように。昼はふくろうもミミズクもほとんど動かずに木の枝にいる。私は動物園でいろいろな種類のふくろうを見たんだミミズクを見たんだツグミ

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200308

歩いていると鹿とカラスがいた最近はボードレールを読みたいと思っている。カラスは飛ぼうとしていた、その時は飛んでいなかった、飛びたいと思っていた、飛びたいと思っていたのかもしれない。枯れている草の多い枯れた風景で鹿が4匹いると思ったが、5匹いた、あるいは6匹いた。鹿の、数を、数えるのが、苦手だ……私は歩いていると、道路に、鹿が数匹(小さな群れだ)いるのが、見

 

えて、いた。そこにカラスもいたのであるボードレールを赤い本で読みたいと思っている。赤い、紫色の、本だ……古書で探そうと思っている。いろいろな色のボードレールの本があるのかもしれない。いろいろな、色の、ボードレールの、本が、古書の、店の、本棚に、並んでいる並んでいるクレヨンの、よう、に……いろいろな翻訳があるのだ私は鹿の数匹いる風景に向かって歩いていく。鹿に、

 

ゆっくりと、接近、していく。鹿の撮影ではない……鹿の、出てくる、映画。鹿の、出てくる、アニメ。鹿が、赤く、塗られている、絵のある、風景。そこに向かって歩いていくと、鹿は少し遠い場所へと歩いていき、私は安全で安心であった、安全で安心で健康で長生きする幸せそれから幸せ、いつまでも幸せ、鹿は古書のようなものだ。古書は鹿の色になっていく。おお、古書の店は枯れている花

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200223

今でもツグミという鳥のことがよくわからない――よくわからない――よく、わからない、と、思う。ゆっくりと見ることができない怪物であると思い、それは飛び、よくわからない場所に遠く離れてしまう。地面から斜めに飛んで行った。それは、よくわからない。ゆっくりと歩いているのを見ることがあった川だった。ツグミという名前をくだものの名前であると思っていたこともあった小さな、

 

まるい、くだものの、絵を、シャルダンは、描いた。シャルダンの静物画がすばらしいが鳥も描かれる。くだものが多く描かれる。それから金属やガラスでできたものが描かれ、私は飛んで行った鳥はツグミではないかと思い、想像し、透明なガラスは白いいくつかの絵の具によって描かれていた。とても、小さな、ガラス……とても小さな静物画、絵。つぐみを食べる話は可能なのだろうかと思い、

 

かもめを食べる話をどこかで思い出す。すずめを食べる話があった、鳥は逃げて行く。どの鳥も逃げて行くので、ゆっくり見ることができないが、カラスをゆっくり見た。よく見えるよく見える……シャルダンの絵でくだものはとても食べられる。まるい食べられる光線が甘いだろう健康・長生き・安心で安全な食べもの・幸せいつまでも幸せな色彩……カモや、うさぎが、描かれる緑色。森のような

| - | 16:24 | comments(3) | - |
200209

美術館(水族館)水族館ではない安全で安心な、健康で長生きする、幸せそれから幸せな建築の美術館(安定している……)には、いろいろな画家の絵が飾られていたのだが、しかし、その美術館の一部に、少し暗くなっている洞窟のような安全で安心な部分が、ありました。そこには暗い絵が飾られて、少し明るくなっていたのです。照明によって暗くなり、照明によって明るくなった仕掛け。そこ

 

から人(描かれている、人)の暗い目が、こちらをよく見ていたよく見える健康で生き生き、長生きする幸せそれから幸せ、幸せ・それから・幸せ、最も暗い人の最も暗い優しい目であると私は思っていた。いにしえの洞窟の、壁に描かれている人の、絵。いにしえの、泥の、ような、絵の具……そこにはいろいろな色がありました。いにしえの牛の絵にも近いのかもしれなかった。あまりルオーは

 

動物を描かないのだろうか牛ではなくて人が乗っている馬を描くことは、あった馬に乗っている、人を。あるいは少し犬を描くことが、あった、の、かも、しれない……白い絵の具を少し舞わせて「これは犬です」と言ったルオー。言わなかったのかもしれない人。その後、ルオーの画集を集めたり、あるいは他の美術館でルオーの絵をいろいろ見たりしていた、思い出。犬といっしょのピエロなど

| - | 14:11 | comments(0) | - |
200126

最近は猫を発見していない、よく見ているよく見える「海を見た猫」という詩が岡田隆彦詩集『鴫立つ澤の』にあって、詩集の表紙にも猫写真(カラー)ねこは緑色の多い窓のある風景にいました、いました――外の風景を見てもあまり猫がいない風景である最近の私が見ている風景の、絵。ねこの写真の上に半透明のカヴァーが、よく見える「耳を三角にして/おびえた猫は道を失い、/一晩たって

 

ようやく帰巣。」(装幀は芦澤泰偉)耳が数学になる。赤い図形であったり、黄色い図形、青い図形だったりする。耳で見るのだ「川下の樹々は風を音に置き換える。」青い動物が走っている。青い動物は猫に似ているオオカミだ(走るペンギン)。それを横から見ていた横顔。「総毛だって家に走り込む猫は/海を見たらしい、」海水はおそろしいおそろしくない塊だ安全で安心な、健康でよく見え

 

る長生き・幸せ・それから・いつまでも・幸せ「自分の身体を洗っている夜の化物」それは青い巨大なタコ映画であった。タコを、海水で、洗って、食べるヒトデのような生物。ヒトデが最も大きな海水の生きものだクジラよりもクラゲ、よりも「”なに、林の狸を見たんだわ”/という婆さん」たぬきは電気を出す青い。青い動物……イルカが灰色でアオサギのように青い灰色の。たぬきを見ていないよ

| - | 14:18 | comments(0) | - |
200112

雪の……上に……足跡がいろいろあったので、犬だろうか動物のような、と思っていると、人間の足跡もあったが動物の足跡があった。犬なんだろうか人間が犬といっしょに歩いていることがある。人間の……足跡の……隣に……犬の……足跡が……並んでいる並んでいるピアノ。それから私は鹿を見たので、雪の上を歩いている鹿だったので、雪は灰色の風景であると思った。雪が降っている。雪

 

のある風景で、鹿は歩いていた。鹿は、突然に現れる。足跡は鹿の足跡だったのかという発見であった。犬の、足跡も、並んで、いたのかも、しれない。いろいろな――生きものの――いろいろな――生きものの――いろいろな――足跡(安全・安心・健康・長生き・幸せ)が並んでいて、道路に雪が積もっていて、それから動物の足跡があった。橋の上にも動物の足跡や人間の足跡があった安全・安

 

心・健康・長生き・幸せそれから幸せ、何の問題もないことである。鹿は極めて安全な動物だ!歩いている私の前を鹿が歩いていて、足跡を残していた。それから、道路から離れて斜面を登っていく鹿は草が多い風景にいた。枯れている、草。それから鹿は消えてしまったし、キノコが消えてしまった(眠っているのかどうか)。極めて素早く(音楽の速度)(イタリア語)鹿は遠い場所に消えました

| - | 13:07 | comments(0) | - |
191229

毎朝カルガモを見ているようである。毎朝――カルガモを。それから、カルガモの群れであるなあ川にいる、と思い、最初は石ではないだろうか川に大きな石が二つ三つ、と思っていると、動かないのだが、しかし動く動く、首を、動かしている、それは羽を動かしているカルガモだ石ではない、と発見する。川が、暗い、場所に、ある。川の、水面が、とても――暗い。それで、川にいるカルガモが

 

とても暗い塊のように見えたんだ。それから、カルガモが数羽いる場所で、マガモ(首が緑色)が、一羽、二羽、混ざっているのを、見ていた。カルガモは、くちばしの、先が、黄色いのでは、ないだろうかと、思った鮮やかな色ではない鳥である。動物園で見た(思い出)オシドリが――とても――複雑な――模様と――色の――動物であった。動物園にはいろいろなゴイサギのような鳥もいたし、

 

ふくろうのような、鳥も、いました。動物園にはペンギンの種類が多かったパンダも。動物園で、パンダが、竹を、食べて、飛ぶ。翼を広げて飛ぶんだパンダが。パンダ怪獣飛ぶ。それから、動物園でも、カラスが、飛んで、いるのです虎(安全・安心)の食事を、少し食べるために、カラスや、パンダが、飛んできた。パンダは竹を食べ、カラスはなんでも食べる。コアラは食べる。くちばし食べる

| - | 13:29 | comments(1) | - |
191215

動物の背中なのではないかと思っていた。あの、物体は、動物の、背中か、あるいは、UFOなのではないか、UFO、なの、では、ない、だろうか、と、思っていた。まるい物体であったのでまるい動物の背中ではないだろうかと思ったのだ。まるくて、茶色い、動物の、背中が、鹿の、背中である。背中だけを見ていた。背中以外の部分は、背中、以外の、部分は、隠れていた。私は、その、まる

 

い物体を見て、鹿の背中ではないだろうか、動くのではないだろうかと思って不安になっていた。しかし安全・安心、安全・安心、安全・安心である、そのまるい物体は樹木であった。樹木であったのではないだろうかと、思う、思う思う、しかし、はっきりと確認することが、できなかった。私は、その、ほとんどの部分が隠れている物体を見て、鹿の背中ではないだろうかと思ったし、鹿の、背中

 

、では、ない、だろうか、と、思った、思ったし、安全で、安心で、とても長生きする、健康で、生き生きしている、生き生き健康体操、体操する二本足で立って歩く鹿、鹿が腕を高く持ち上げて深呼吸をする、鹿がUFOによって撮影される。UFOの形の、まるい、金属の、機械……安全・安心、安全・安心、何の問題もない、それはとてもよいことだ、安全で安心できることだ。鹿が多い土地

| - | 13:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
191201

「われら両生類、極細アメイジングにホルストガエルの化石/われら両生類、極細アメイジングにナミエガエルの化石/われら両生類、極細アメイジングにイボイモリの化石」(たなかあきみつ「五月のBud Powellを聴きながら旧石器時代を化石紀行、骨紀行」〜詩集『静かなるもののざわめきP・S』七月堂)今の私はジミ・ヘンドリックスを聞いているのだ文字は細い骨である。大昔、両生類は

 

巨大な数メートルであった泳ぐ泳ぐ。二本足で立って歩くことがある絵で描かれた。筆で、描かれている「《沖縄の旧石器時代が熱い!》」(同じ詩)サーフィンの音楽である今の私はジミ・ヘンドリックスを聞いているのだ電気を出すエレクトリック・レディランドである電気ウナギが泳ぐ泳ぐ両生類。電気ウナギにたくさんの虫がある「亀の化石はまさしくクリップ状の楽器/すなわちその楽器

 

たる片鱗はミニアチュアの蟹殻/反海老反りの半月刀のカーヴならびに釣り針の見事なサンプル」(同じ詩)化石は、よくできている。化石がアイボリー色に光る。それを使って人はいろいろなものを作った。例えば、根付けを、作った。サメの、頭の、ような……たぬきのような「部厚い石のハムのさらなるスパム化をはかる」(同じ詩)瞬間だ!石という、瞬間。安全・安心・健康・長生き・幸

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